茶色い表紙の復命書綴り

この度、ヲタクを命ぜられたので復命致します。

向き合えた話

初めに書いておく。めちゃくちゃ長い。本題に入るまでが長い。

 

 

 

このGW中の話。

4泊5日という日程で札幌旅行という名の帰省をし、4日連続えぞのイベントに参加。

後半戦皆勤賞お疲れ様でした。

 

正直こんなに楽しめるなんて思っていなくて、毎日があっという間に過ぎ去ってしまって、でも心は楽しさの中に漂ってて、今思い返せばこの4日間は一種の幽体離脱をしていたのかもしれない。そんなばなな。

 

 

ここまで楽しめた要因は、ドルヲタとしての楽しみ方ができたことにある。

大きな声でコールしペンライトをガッチガチに(かつ周りに配慮して)振る 。

違う現場ではそれが当たり前と思っていたから忘れかけていたけど、この2つがあるのとないのとでは楽しさがまるで違う。ドルヲタはこうでなくっちゃ。

 

ドルヲタ心をくすぐる曲として、SHAKEがとてもすきになった。

 シェークシェークシェーク\ハイッ!/

これはもともとだいちさんがやり始めたそうで。単にハイッ!って声出してるだけなのにすごく楽しい。全力でハイッ!するだいちさん世界一かわいいしマジ尊いからみんな見て。気付けば他のメンバーもやるようになってて、だいちさんほどじゃないけどこれもまたかわいいからとりあえず見て。目が何個あっても足りない。

次にライブで見るときには、たくさんのハイッ!が響き渡るんだろうな、と思うと少しにやける。

 

自己紹介後の名前呼び。もはやガヤ。別の現場で語尾を上げて呼ぶことがあるので勝手に取り入れてみたけど、それを抜きにしても、あの場はメンバーの名前を呼ぶことが醍醐味だと思っている。特に推しのときはどのメンバーの時よりも大きい声で呼ぶ。愛情表現の1つとして。名乗った後に反応がないのは寂しいと思うのはわたしだけなのだろうか。

 

別に定着させようなんて思ってないし、定着するなんて思えないし、どちらかといえば受け入れられないだろうなと思う。今回は各所で羽目を外しすぎた部分もあって少々反省してるけど、コールとペンラ振りが楽しいと思う人、一緒にやりたいと思う人、うるさい・目ざわりだと思う人、色々な捉え方があって当然。楽しみ方は人それぞれ。そんな楽しみ方を邪魔してたらごめんだけど、ただ、”アイドル”を名乗っている以上、これらを生きがいとするアイドルヲタクがつくのはごく自然なことだとわたしは思っている。

 

何度もいうようだけど、受け入れてほしいわけではなく、こういう人種もいるんだ~へぇ~きもちわる~ぐらいで思ってくれればありがたい。これがわたしなりの愛情表現だから。推しへの愛の飛ばし方だから。接触も行くし楽しいけど、一番の目的はパフォーマンスだから。ステージ上でファンの声援を受けて最高の笑顔で最高のパフォーマンスをして最高に輝く推しにリアルタイムな愛を伝えたいんです。

 

ヲタクは 推し色のペンライトを うしなった!
  だんまりを決め込む
 ▶できる限りを尽くして愛を表現する
  にげる

 

 

 

 最終日のCarinラストイベント。

イベント最後の『ただいま』がとても心に響いた。

 

 

このURLを貼るにあたって初めてこのMVを見た。そんなレベルでこの曲への関心が薄い。

何度もライブで聴いたはずなのに、歌詞をちゃんと受け止められなかった。というか、そういう状況を経験していないからかピンとこなくて。うまく表現できないけど、とりあえず関心を持ってなかった。

 

先に書いたように、GWがあまりに充実していて、最終日は寂しくて朝からずっと泣きそうで、でも最後の最後まで楽しみ尽くしたい、色々な感情が渦巻く中迎えたイベント。さすがはえぞ。しっかりと楽しませてくれて(何様)、最後の1曲となったときに突然襲い掛かる最大の寂しさ。そしてこの曲。またしばらく見れなくなるししっかりと見届けよう、とじっくり聴いたところ、歌詞がスッと入ってきて胸がぎゅうううっと締め付けられた。

 

 

どんなにつらいことがあっても、乗り越えれば必ず彼らのパフォーマンスを見る機会がやってくる。そのためなら次の現場がきまっていなくたって、まだ見ぬその日のために何だって頑張れる。その時間が長ければ長いほど、自分の中で彼らの存在がどれだけ大きいものかを再確認できて、精神的に支えられてるんだなぁと実感する。

 

遠くで頑張ると決めたのは自分で、前に進みたくてその道を選んだ。これだけ遠くにきたら、友人との関係も、えぞとの向き合い方も、今までどおりにはならないんだろうなと思ってた。それは大きな勘違いだったようで、いつも優しく温かく迎えてくれる友人、そして変わらない4人の雰囲気。生活する場が遠くへ離れてしまっても、心の距離、大好きなモノとの距離はきっとそう簡単には変わらないのかもしれない。

 

当たり前だけど、会場にいけば必ず4人がそこにいる。パフォーマンスに、笑顔に、4人が作り出す空間に心が満たされる。そうここが帰ってくる場なのだと。これがなくなってしまうとわたしは生きていけないんだと。大袈裟なようで的を射た表現だったりする。

 

 

そんな気持ちが瞬時にぶわっと押し寄せて、ようやくこの曲に向き合えたかもしれない、と思った話でした。

 

(野崎さんは格別だし、というか神なので野崎さんを超えられる人なんて金輪際現れないけど、め。もえぞもわたしの中ではどちらも大切な存在だということを補記しておく。)

 

 

ちなみに、席が遠くて定かではないけど、この曲のときのだいちさんがすごく切ない表情をしながらもでもちょっと笑ってて、そしてダンスに気持ちがグッと入ってるように見えて、それも相まって心に響いた。

あのだいちさん、最高によかったなぁ